電子マネーと暗号通貨

少しもどりますが、質問がありましたので今回は暗号通貨と電子マネーの違いについてお話しいたします。

☆暗号通貨               ☆電子マネー

①分散管理                    中央管理
②換金できる                換金できない
③発行上限がある         発行上限がない

④海外でも使える         法定通貨は国内のみ

 

①分散管理

法定貨幣は、国が中央管理者となり自国の通貨を発行しています。

PASUMOSuicaなどの法定通貨を電子化したのが、電子マネーです。

電子マネーは自国で発行した法定通貨が基準であり、入金した法定通貨清算します。

国内でしか使用できません。

 

暗号通貨には中央管理者がいません。また暗号通貨は法定通貨に影響されません。

先述した「ブロックチェーン」という仕組みによりネットワーク上の個人に管理を分散させています。

 

②換金できる

基本的に電子マネーは換金できません。

(チャージ前の入金キャンセルは可能)

暗号通貨の場合、相互で自由に変換することができます。

 

③発行枚数の上限がある(デフレ通貨)

暗号通貨の多くの通貨に発行上限があります。それはインフレ・デフレを防ぐためです。

ビットコインでは2100万BTCという発行枚数の上限が決められています。2140年には発行上限に達してしまうと言われています。

 

デフレ通貨
発行上限枚数がある暗号通貨のことです。

ビットコインリップルモナコインなど)

マイニングという作業により新規発行されていますが、このマイニングは4年に1回の半減期があり、マイニング報酬が減っていくためバランスが保たれています。発行数の上限と半減期により、供給量が増加しすぎることによって起こるインフラを防ぎます。

また、上限設定されていることにより、数が限られ希少性が高く、貨幣価値は下がらないと言われてます。

 

インフレ通貨
発行上限のない暗号通貨のことです。

イーサリアム、リスクなど)

発行枚数をコントロールすることが可能です。

イーサリアムを例にあげます。

リリースされてから約4年、ビットコイン(約9年)に比べて、まだ新しい暗号通貨と言えます。現在時価総額第2位で暗号通貨では珍しく発行枚数に上限がありません。イーサリアムのコミュニティで、発行上限枚数が価格に与える影響を議論していますが、今後、イーサリアムの需要により新規の発行枚数の変更があるかもしれません。(発行枚数が無限に増えることにより、イーサリアムのインフレが起きて、その価値が下がってしまうため。)

発行枚数の上限が設定されると、イーサリアムの価値が急上昇することが予想されるので、今後の動向を把握しておきましょう。

 

④海外でも使える

世界中で使えます。支払いにも使える店舗が増えてきています。今までのように両替による手数料を取られることもありません。

海外送金にも使えます。海外送金だと、数秒~数十分で処理できます。手数料も銀行を利用するより圧倒的に安いです。

ただしリアルタイムにレートが変わりますので

上手に活用しましょう。

 

今日はここまで勉強しました。

ゆっくりブログの更新をしていきます。

次回も読んでくださいね(´∀`=)